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ドラマと音楽 その19 三十路女の生きる道 (2005.6.3 めるドラ110初出)

今クールは、三十路の独身女が大活躍です。
男に甘えて可愛い子ぶりっ子するには薹(トウ)がたち、かといって結婚を諦めるに
は早過ぎ、当然のことながら子供を産むんだったら今のウチと考える時期の真っ直中。
そして、仕事の面白さも充分に理解しているので、ツカエナイと陰口を叩かれる出来
ない男よりはドラマの三十路女達は遙かに頼りになる存在でもあります。
離婚弁護士のサブタイトルではないけれど、ハンサム・ウーマンな訳ですよ。

anego ~アネゴ~
主人公は33才の誕生日を迎えました。さすがに、林真理子女史の原作を中園ミホさ
んが脚本にしているだけあって、しっかり描き込まれていますね。会社が正社員の女
性を減らして契約社員や派遣に切り替えているのは、多くの企業に見られる傾向です。
まあ、女ばかりでなく、男にも増えてるんですが。さり気なくファッションで、その
社員の違いを見せているのもニクイ演出です。でも、総合職の女性が女を捨ててるか
と言うと、そうでもない気がするんだけどなあ。
オープニングテーマ曲はQUEENの「WE WILL ROCK YOU」ということで、会社・世間
・男・自分自身に対しての戦闘準備は万端です。ちなみにミュージカルの
『WE WILL ROCK YOU』も上演中ということなので、多少リンクしてるのかしら?
◇主題歌:「KISS or KISS北出菜奈
原作は読んでいないのですが、恋愛ホラーって? これからどうなるの?

曲がり角の彼女
アネゴと比べられる事の多い主人公の千春ですが、やっぱり33才一人暮らしで、こ
ちらは長く続いた不倫を清算する方向が見えます。
しかし、副社長と恋愛に発展しそうなのが、そんなに都合良く玉の輿なのかい?と思
う今日この頃。ライバルの二十代のなつみと、脇ではあるが四十代のエッセイスト一
条杏子と、世代の違う視点も入っているのは良いとして、アネゴの心の声が視聴者に
は見えるのに対し、千春は“幸せになるためのルール”をノートに書くってのも何と
なく似ているような。偶然の一致でしょうが。
◇主題歌:「Dear my friendsshela
◇挿入歌:「明日、笑えるようにSunSet Swish

離婚弁護士Ⅱ~ハンサムウーマン~
間宮貴子35才独身。言わずと知れたバリバリの企業法務・渉外&離婚調停を扱うエ
リート弁護士の第二弾ですが、面白さはⅠよりグレードアップした感じ。
戸田恵子さんの口チャック、松重豊さんの眉間の皺、ナイス!!
上記2作品よりも学歴も年収も遙かに上の女性ですが、恋のゴングが鳴ってしまうと
ころ(「君の瞳に恋してるBOYS TOWN GANG )が何とも可愛いじゃありませんか。
(→日本のダンスミュージックの定番)
◇主題歌:「EVERY星村麻衣
◇挿入歌:「夢がかなうまで(原題 How Far You’ve Come)」ケリ・ノーブル
離婚弁護士の一作目がノラ・ジョーンズで、彼女と音楽スタッフが一緒のケリ・ノー
ブルだからこそ、一作目二作目の繋がりが感じられます。
そして、ドラマ作品中の音楽にJake Shimabukuroというのが、何とも心地よい。
彼のウクレレは、色々な可能性がまだまだ有るんだと感じられる音楽です。

さて、『汚れた舌』の千夏も36才なので、F2に差し掛かったこの世代がドラマ視
聴者のメインという事になるのでしょうか。
F1指向からF2指向へと移行しているように感じるドラマも、そろそろ夏ドラの噂
によれば映画作品のドラマ化が多そうな雰囲気。
さて、終盤に向けての春ドラ、どうなりますことやら。

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