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ドラマと音楽 その14 空の青・大地の赤 (2004.9.17  めるドラ110初出)

ソラノウタ】とは! 何とも堤幸彦監督流の“空趣味”が詰まった綺麗な最終回が
見られました。そうです、『世界の中心で、愛をさけぶ』最終回です。
初回にも登場するオーストラリアのエアーズロックの赤い大地といい、静岡県のロケ
地の田圃の緑といい、漁港の堤防といい、切ない雨・甘やかな雨・無情の雨、そして
様々に変化する空の色といい、何だか昭和の日本のような景色の映像を心に刻めるド
ラマでした。(演出は石井康晴氏・平川雄一朗氏の三人体制)
スタッフは編集しながら泣いたというが、実際のところ素直に泣けました。
堤監督の空趣味は、オフィス・クレッシェンドのここで探索してください。
⇒ http://www.crescendo.co.jp/
確か、『TRICK3』あたりでHPが随分様変わりしたのですが、空趣味だけは
ずっと続いているようです。

堤監督は80年代からTVの演出をしていたのですが、注目され始めたのは『金田一
少年の事件簿』から?(色々ご意見はありましょうが)のようです。では、堤幸彦氏
が演出に加わった主な作品とその主題歌です。

『ポケベルが鳴らなくて』   →「ポケベルが鳴らなくて」国武 万里
『そのうち結婚する君へ』   →「思い出さない夜はないだろう」池田  聡
『金田一少年の事件簿』   →「ひとりじゃない」堂本  剛
『ハンサムマン』      →THEME OF COMING GENTURY」COMING CENTURY(V6)
『金田一少年の事件簿(2) 』 →「Kissからはじまるミステリー」Kinki Kids
『サイコメトラーEIJI』      →「フラれて元気」TOKIO
『ぼくらの勇気 未満都市』  →「愛されるより愛したい」KinKi Kids
『ハルモニア この愛の涯て』→「愛と沈黙」少年隊 
『ケイゾク』 →「クロニック・ラブ」中谷 美紀
『プリズンホテル』       →「ステラ」松本 明子
『新・俺たちの旅』       →「太陽のあたる場所」V6
『池袋ウエストゲートパーク』 →「忘却の空」Sads
『トリック』            →「月光」鬼束ちひろ
『ハンドク!!! 』          →「DR」TOKIO
『トリック(2)』           →「流星群」鬼束ちひろ
『愛なんていらねえよ、夏』  →「LIFE」池田 綾子
『Stand Up!!』          →「言葉より大切なもの」嵐
『トリック(3)』          →「私とワルツを」鬼束ちひろ
『世界の中心で、愛をさけぶ』→「かたちあるもの」柴咲コウ

この他にも『ブラックジャック』や深夜ドラマ・WOWOW、そして映画等で幅広く
活躍中の堤監督ですが、名古屋TVでも何本か撮っていて、この10月にはやはりN
BNで『名古屋嬢っ』が登場。関東でも見たいのですが…。


ところで、ドラマではなくアニメなんですが、日テレの火曜日深夜に『MONSTER』が
放送されているのをご存じでしたか? 三谷幸喜氏も浦沢直樹原作のマンガにハマっ
たという作品をアニメ化したものです。全部は見てないのですが、原作にかなり忠実
に作られているようです。
これをハリウッドで実写で作ってくれたら嬉しいですが、映画の時間内には収まりき
らない長さ。アニメが終了したらDVD化されるのでしょうが、海外での反応を見て
みたい作品です。
そのエンディングテーマ曲が「for the love of life」。
元ジャパンのデヴィット・シルヴィアンによるもので、作品にマッチしてるというか、
まあ、オープニングも含め聞いて判断してください。映像も少し見られます。
⇒ http://www.vap.co.jp/monster/music/

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NHK 夜ドラ 『火消し屋小町』 (2004.8.20  めるドラ110初出)

***あらすじ***
南夏子(池脇千鶴)は23才。漫画家の彼氏である乾伸郎(鳥羽潤)がいながら、飲
み会気分で合コンを繰り返す一人暮らしのお気楽OLだったが、会社が倒産して一文
無しとなり、口うるさい父親南冬吉(大杉漣)の住む家に戻った。母はエリート商社
マンで家庭を顧みなかった父を捨てて家を出てしまっており、冬吉は一人娘の夏子に
執着して子離れ出来ていない。その上、リストラされて今の会社では窓際族。夏子は
親子で角つきあわせる息苦しさから、消防士の試験を受けて合格。娘の努力嫌いの性
格を知り抜いた冬吉は、消防士になる事を止めようと必死だが夏子はサッサと消防学
校の合宿訓練に参加してしまう。

【第一週 人生はちょろい?】
鬼教官大和(西郷輝彦)のもとで同僚の相原こずえ(ベッキー)・山田花子(櫻井淳
子)・岡 正子(杉田かおる)と共に訓練に励むが、チャランポランの夏子のせいで、
はしご訓練中こずえを危ない目に遭わせたり、同じ班員の足を引っ張る事ばかり。し
かし、スジの通らない事は嫌いで大胆な夏子は、ボヤ騒ぎで素早く率先して火を消し
たり、失敗したロープの結び方を密かに練習して収得したり、ぎくしゃくした班の仲
間達とも協力しあえる関係を徐々に築き、消防学校の卒業にたどり着く。

【第二週 同じ釜のメシ】
沼川出張所に着任した夏子は、初仕事で老人の蘇生を指示されるがマウスツーマウス
に躊躇。三国(大森南朋)に厳しく注意され、やることなすこと中途半端で消火活動
の前線には出してもらえない。同期のこずえが筒先を持たせてもらってバリバリに活
躍しているのを目にすると落ち込みもひとしお。ところが、ある日ラブホテルの火事
に出動。張り切って逃げ遅れたカップルの男の方を助け出してみれば、何と夏子の彼
氏の伸郎だった!

【第三週 恋のボヤ騒ぎ】
伸郎の浮気に怒り心頭の夏子は、こずえの部屋に転がり込む。仕事も前線に出ていき
たいと中山隊長(細川茂樹)に直談判するが、与えられたのは住民参加の消火訓練の
仕事だった。そんな夏子も生真面目で男性に対して純情なこずえの為に合コンをセッ
ティング。こずえは三国に一直線。だが、合コンに遅れて参加した夏子の友人に三国
を持って行かれてしまう。以前、火事の時に助けてくれたのが三国だったのだ。三国
もまんざらではなく、恋のドキドキ感は大盛り上がりで夏子に指南を仰ぐ始末。とこ
ろが、一週間で三国の恋は振られて終わった。いよいよ夏子も出動するが…

【第四週 火事、オヤジ】
大火災の中、中山隊長と進む夏子は命綱であるロープが絡まっているのをちょん切っ
てしまったり、独居老婦人の風呂釜の空焚きに火災保険の相談にまで乗ってやったり、
夏子の活動は徐々に認められ、テレビで「火消し屋小町」として取り上げられる。父
の冬吉もびっくりだが、相変わらず夏子が消防士であることに大反対。しかし、夏子
に憧れて服部(石丸謙二郎)の娘の百合が消防士になりたいと志願してきた。服部は
娘の事が心配で大反対。冬吉と全く同じなのだが、夏子は服部から親の気持ちを聞か
される。そして、夏子も寂しさから不審火を繰り返す独居老婦人に、本当に話したい
人(息子と嫁)と話せと諭す。

【第五週 あたしは消防士】
夏子の実家がストーカーに放火され全焼する。幸いにも冬吉は外出していて無事だっ
たが、消火活動から出てきた夏子に抱きついた冬吉は娘の無事な姿に号泣。家を無く
した夏子と冬吉は伸郎のアパートの部屋に居候する。サングラスの男が夏子を訪問す
るが、それは夏子の元彼リョウ(金子昇)だった。夏子との復活愛を願うリョウの妻
がリストカット。夏子は逃げてばかりじゃダメと拒む。リョウはストーカーではなく、
不安な夏子に伸郎がプロポーズ。夏子に何かあった時に一番先に知りたいのだと告げ
る。答えを保留した夏子だったが、ストーカーに呼び出され、再び放火された実家の
焼け跡に戻り崩れた柱の下敷きになる。負傷した夏子に誰も気付かなかったが、鳴り
出した携帯の着信音に助けられる。伸郎からだった。犯人も捕まり、病院での伸郎と
の抱擁。婚姻届に二人の署名が…


***スリーポイントチェック***
何とも盛り沢山のエピソード満載の『火消し屋小町』でしたが、反響続々のせいか早
々にDVD化されるそうで、見逃した方には朗報。とてもワンポイントじゃ伝えきれ
ないので、スリーポイントチェックです(^o^)(^o^)(^o^)

(^o^) 池脇千鶴
やっぱり、主役のこの人の力はスゴイです。
テレビ東京 ASAYAN「第2回CM美少女オーディション」で“8代目リハウス
ガール”に選ばれデビュー。映画『大阪物語』で初主役。新人賞を総なめにしました。
  ・日本アカデミー賞(1999年)第23回 新人賞
  ・報知映画賞(1999年)新人賞 
  ・毎日映画コンクール(1999年)第54回 新人賞
  ・ヨコハマ映画祭(1999年)第21回 新人賞
  ・高崎映画祭(1999年)第14回 新人賞
この役は、沢田研二と田中裕子の売れない漫才夫婦の長女の役で、ナレーションも含
め大阪弁の池脇千鶴の達者な演技が見られます。このテイストが『火消し屋小町』に
受け継がれているように思います。『太陽の季節』などの、ちょっとおとなしめのお
嬢さんのイメージからはほど遠い感じ。つまり、幅が広いのでしょう。『大奥』での
落ち着いた気丈な側女といい、今後が楽しみな役者さんです。ちなみに、この『大阪
物語』の脚本を書いた犬童一心さんの監督で映画『金髪の草原』・『ジョゼと虎と魚
たち』に主演しているのも、相性が良いんでしょうね。『火消し屋小町』では言葉遣
いが悪いので、賛否両論だったかもしれませんが、生きたセリフとでも言うのか、脚
本家に言わされているのではなく、登場人物同士の会話の妙に圧倒されました。これ
は脚本の功績も大きいと言えるんですが。

(^o^) 達者な脇役
父親役の大杉漣さんも達者な役者さんですが、細川茂樹・大森南朋・鳥羽潤・金子昇
というイイ男揃いで、特に大森さんの人気が高かったようです。夏子に「童貞」と決
めつけられ、ムキになってる姿に爆笑・苦笑・微笑された方は多かったんじゃないで
しょうか。
大森南朋の父は、あの怪優にして舞踏家麿赤児で、その影響もあったのか、息子であ
る大森さんも様々な役に挑戦しています。三池崇史監督の『殺し屋1』(01)、平
山秀幸監督作『OUT』(02)などを経て『ヴァイブレータ』(03)、『サル』
(03)、『のんきな姉さん』(03)、『アイデン&ティティ』(03)、『赤目
四十八瀧心中未遂』(03)と立て続けに出演する実力派俳優。特に『ヴァイブレー
タ』と『赤目…』は寺島しのぶが主演女優賞を取りまくった作品なので有名です。T
Vドラマでは『僕と彼女と彼女の生きる道』で小雪演ずるゆらの友人役を演じていま
した。脇役といえば、所長役に間寛平、飲み屋のオカマのママ役に山寺宏一と、濃い
役者さん達が登場。山寺さんはNHKではオカマ役が多いですね。しかも、地区の消
防団の団長も兼ねているという変わり種。団長の時はすんごい男らしい声。さすがに
声優さんです。

(^o^) 着メロ
最後に、夏子の着メロがいつも気になるんですが、あれってNHKの『今日の料理』
のテーマ曲ですよね? さすがNHK、自局の作品を使うとは。『火消し屋小町』掲
示板に、富田勲の作曲だと書き込まれていました。

長々と書いてしまいましたが、最後が急ぎすぎの感じなのでパート2を見たくなるド
ラマでした。

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ドラマと音楽 その13 原作ありき (2004.7.23 めるドラ110初出)

スティービー・ワンダー? いやいやKyogo Kawaguchiって「桜」を
ヒットさせた河口恭吾ではありませんか!
■河口恭吾⇒ http://www.wmg.jp/kawaguchi/
『人間の証明』のタイトルロールを見ていて、なるほどねぇと思いながら、柔らかな
声質の主題歌「A Place In The Sun」に聞き惚れてしまいました。
太陽の当たる場所に出たかったであろう、ジョニー・ヘイワードに思いをめぐらせて
しまいます。原曲はもちろんスティービー・ワンダー。1966年の全米ヒット曲。
スティービーは1950年生まれですから、16才の頃の作品で希望に満ちています。
彼も黒人ですが、光と影ですよね、全く。ちなみに、『人間の証明』の小説の初出は
角川書店の月刊“野生時代”で、これもエポックメーキングな雑誌でした。文芸誌と
言うよりはエンターテイメントを強烈に感じさせた雑誌、とでも言いましょうか。
それを作った角川春樹氏が社長に就任したのが1975年。続々と角川映画が作られ、
77年に『人間の証明』が映画化。まさに70年代の証明のような作品という感じで
す。

昨今、小説や漫画の原作物のドラマ化が大流行ですが、脚本家さん達にとってはオリ
ジナルでは勝負が難しい、決して良い状態ではないと思います。亡くなられた野沢尚
さんは、原作有りでなければ企画が通らないなら自分で原作を書いてしまえ、とばか
りに小説とそのドラマ化を書きまくってましたが、何かが力つきてしまったのでしょ
うか。恐らく変化の途上にあった、彼の新しいドラマが見られないと思うと残念です。
ご冥福をお祈りします。

とはいえ、原作物は当然のことながら作品にハズレが無い物がほとんど。となると、
面白くなかったら脚本が悪いのかもという事で、脚色の力量を試される事になります。
原作があるからといって、脚本が楽に出来るということにはなりません。むしろ逆か
も。
WOWOWでゴールデンウィークに放送された、宮部みゆき原作『理由』なんて絶対
に映像化は無理と言われた作品です。
実際、サスペンスの二時間ドラマ枠での企画は随分たくさん有ったようですが、原作
の膨大な登場人物を整理し、主役を立てて主役の視点で描いていく事に宮部さんは首
を縦に振らなかった。直木賞作品であるこの作品の本意(いつもの情感溢れる作風で
はなく、極力それを避けた筆致で作者として斬新な手法だった)を外れたような企画
には乗れなかったということでしょう。大林宣彦監督のルポルタージュ風に証言を組
み立てていく、あの原作に忠実な視点が無ければ、映像化作品として陽の目を見るこ
とは無かったでしょう。そして、大林作品は見事に原作を料理し、役者さん達でさえ
ノーメイクで演じきり、リアリティーのある重厚な仕上がりとなりました。ドラマと
いうよりは映画。でも、それで正解だったのでは、と思いました。
ちなみに、宮部さんは二時間サスペンスドラマ自体は結構お好きなようです。

『理由』はそんな理由でドラマらしいドラマではありませんでしたが、この25日に
WOWOWで放送予定の、石田衣良原作『4TEEN』はどうやら素晴らしいドラマ
に仕上がっているようです。これも直木賞受賞作品。偶然にもちょうど、小説を読ん
でいて読後感の爽やかさにノックダウンされました。
出演者の菅原文太に「これは小説よりも良いだろう」と言われた事を、原作者本人が
嬉しそうに新聞に書いているのを読むと、弥が上にも期待は高まります。そして、
ファーストシーンで流れる音楽は、はっぴいえんどの「風をあつめて」。14才の少
年達の疾走感を地上波で見られないのは残念ですが、ビデオ化される事を期待しつつ。
結構、BSやWOWOWのドラマって怪作・秀作が多かったりするんですよね。
『理由』の時はWOWOWの15日間の無料体験で見たんですが、今回はやっぱり加
入するしかないと腹をくくりました。って、そんな大袈裟な事じゃない訳ですが……。

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ドラマと音楽 その12 岡田ドラマにハマる (2004.6.18  めるドラ110初出)

先日、中野方面から渋谷駅までバスに乗りました。えーっ?え~っ! あれは【
オタカラ】のビルかしら? とNHK放送センター周辺を走るバスの中から、思
わず目が釘付けになったビルがありました。いや、確認しなくては、とNHKの
HPを開いてみれば、どーよ! 何と、おつまみメーカー【株式会社オタカラ】
の社歌やプロモーションビデオまで有る始末。
 ※社歌
 ⇒ http://www.nhk.or.jp/23renzoku/html_mk_omake_mm02.html
 ※プロモーションビデオ
 ⇒ http://www.nhk.or.jp/23renzoku/html_mk_omake_mm01.html
何かって? NHKの夜ドラ『もっと恋セヨ乙女』です。あ、ビルは違ってたみ
たいだと気づきました。
ちなみに、『ニコニコ日記』に出てきたガイセイバーがこのドラマで復活。すん
ごい遊び心だ!と思ったら、『ニコニコ日記』の再放送を目論んでのことだった
んですね。深いなぁ、ガイセイバー。
「西新宿でぇ~~~」という、高知東生演ずる水川清四郎の歌声をご存じじゃあ
りませんか?
 ※水川清四郎の歌声
 ⇒ http://www.nhk.or.jp/23renzoku/html_mk_omake_song.html
なかなかムード歌謡の歌手役、堂に入ってました。耳に残るんです、この曲。
おまけに夜ドラなのに、独自のテーマソングがちゃんと有るんですね。スタッフ
のこの情熱には参りました。紅白、狙ってますか?
岡田恵和さんの癒し系の脚本にも参りました。もっとホワホワユルユルの『ちゅ
らさん パート3』がこの秋に控えてますが、ホントに家族・友人が賑やかな設
定が多いですね。恋セヨ乙女三人組と同じように、マジでビールが飲みたくなり
ます。
  
「マジ」という言葉遣いに、独特のおかしみと深い味わいを出したのは田村高廣
さん。同じ岡田脚本なのに、こちらはもっとシリアスな『ホームドラマ』。他人
同士が共同生活するという岡田ドラマは、もしかしたら『ビーチボーイズ』から
始まったのかもしれません。同じアパートの住人達の『ちゅらさん』から、だん
だん人数が多くなって疑似大家族ともいうべき『ホームドラマ』は岡田さんの集
大成とも言えるのではないでしょうか。そしてオープニングテーマ曲が、ギルバ
ート・オサリバンの「アローン・アゲイン」という70年代のヒット曲というの
も岡田さんらしい。(90年代以前にはラジオのDJ経験もあるとか)
まさか、将吾達がまたひとりぼっちに戻ってしまう事はないでしょうねぇ? 
どうなんでしょうか…。
  
主な岡田恵和脚本作品の主題歌です。
『南くんの恋人 』         →「友達でいいから」高橋由美子
『17才』              →「survival dance~no no cry more~」trf
『若者のすべて 』         →「Tomorrow never knows」Mr. Children
『最高の恋人』          →「すき…でもすき」高橋由美子
『輝く季節の中で 』        →「君がいたから」FIELD OF VIEW
『まだ恋は始まらない 』    →「BEAUTIFUL GIRLS」小泉今日子
『イグアナの娘』         →「YOUR SONG(僕の歌は君の歌)」エルトン・ジョン
『ドク 』              →「PRIDE」今井 美樹
『ビーチボーイズ 』        →「Forever」反町 隆史 with Richie Sambora
『君の手がささやいている』  →「心の愛(I just called to say I love you)」
                             スティービー・ワンダー
『おそるべしっっ!!!音無可憐さん 』→「ハピネス」deeps
『ランデヴー』           →「here we are」華原 朋美
『可愛いだけじゃダメかしら? 』→「Brand-New Heaven」deeps
『彼女たちの時代』        →「Happy Tomorrow」NiNa
『天気予報の恋人』        →「SEASONS」浜崎あゆみ
『ちゅらさん』            →「Best Friend」Kiroro
『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』→「youthful days」Mr.Children
『日韓共同制作ドラマ フレンズ』→エンディング「ONE」イ・ソジョン
『夢のカリフォルニア』      →「街」堂本 剛
            (イメージ・テーマ・ママス&パパス「夢のカリフォルニア」)
『負け組キックオフ!!』       →「THE GREAT ESCAPE」(作曲・Elmer Bernstein)
『アルジャーノンに花束を 』  →「ソング・オブ・パーナデット」 ジェニファー・ウォーンズ                
『僕だけのマドンナ 』      →「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~」
                                   サザンオールスターズ
『恋文 私たちが愛した男 』  →「柊」Do As Infinity
『ホームドラマ! 』        →「ORIGINAL COLOR」堂本 剛
   (オープニング・テーマ「アローン・アゲイン」ギルバート・オサリバン)
  
その他にも共作で『白鳥麗子でございます』等があったり、NHKの単発で『3
5歳・夢の途中』『鯨を見た日』という秀作があったり、最近の多作ぶりが目立
ちます。日テレ以外は割と万遍なく仕事していて、特にTBSの作品は視聴率に
左右されない独自路線を歩んでいる感じ。岡田さんの特徴は、北川さんや野島さ
んと違って原作物(漫画を含む)を結構こなしている事でしょうか。それでいて
オリジナルでも『ちゅらさん』のような記憶に残る作品があるということは、柔
軟性に富んでいるということなのでしょう。
  
ところで、『南君の恋人』が7月から中園ミホさんの脚本で再度登場しますね。
それも同じテレ朝ということで、さて、どんな作品に仕上がるか期待してます。

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ドラマと音楽 その11 ピアノが熱い (2004.5.21 めるドラ110初出)

オリコンの先週のアルバムチャートで韓国ドラマ『冬のソナタ』のサントラ盤が
6位まで上がりました。「冬の恋歌 オリジナルサウンドトラック完全盤 国内
盤」というアルバムです。うーん、不思議ではないですよねぇ。NHKでは特番
が多かったですし、あのピアノのメロディをこれでもか、とばかりに響かせてま
したから。
ピアノの音色というのは人を惹き付けてやまないところが有ります。前期の『砂
の器』の千住明氏の楽曲に続いて、TBSの日曜日は今期『オレンジデイズ』も
クラシックのピアノの名曲を劇中で役者さんが弾いています。ピアノを弾く姿が
絵になるからなんでしょうか。日テレの『仔犬のワルツ』に至っては何人もがピ
アノの腕前を競ってます。こうなってくると、ロマンチックというよりはその音
色に笑いがこみ上げてきたりして。安倍なつみ演ずる葉音と柴咲コウ演ずる沙絵
とでは、どちらがピアノ上手いのかなぁ?なんて考えてしまったり。今期は難病
ドラマが話題になっていますが、ピアノドラマも有る訳で…。
  
ところで、『オレンジデイズ』では久々にMr.CHILDRENの主題歌が聞けます。桜
井さんの病気からの復活が嬉しい限り。ということでミスチル。
Mr.CHILDREN ドラマ主題歌
『同窓会』          →  「クロスロード」
『若者のすべて』      →  「Tomorrow never knows」
『ピュア』           →  「名もなき詩」
『恋のバカンス』      →  「Everything(It's you)」
『きらきらひかる』      →  「ニシエヒガシエ」
『殴る女』          →  「終わりなき旅」
『バスストップ』       → 「NOT FOUND」
『Antique~西洋骨董洋菓子店~』→ 「youthful days」
『幸福の王子』       →  「Drawing」
『オレンジデイズ』     →  「Sign」

このうちの『Antique~西洋骨董洋菓子店~』では、BGMとしてミスチルのか
なりの数の楽曲がずっと流れていました。
『同窓会』というドラマは実に根強いファンがいる作品で、その熱意に押されて
DVD化されたようです。出演は高嶋政宏・斉藤由貴・西村和彦などでTOKIOの
山口君が今とは全く違う?衝撃的な役柄でした。何せ、約10年前にホモセクシ
ュアルの話を堂々と書かれていた訳ですから当時としては大変な話題作です。ミ
スチルも「クロスロード」でブレイクしました。
  
そう言えば『菊亭八百善の人びと』が終わってしまいましたね。夏川結衣演ずる
汀子さんと吹越満演ずる福二郎さんの、威勢のいい夫婦喧嘩にはハマりました。
『てるてる家族』もですが、NHKは昭和30年代の家族のドラマを描いて秀逸
なところがあります。民放では作りそうもないドラマなだけに、今後もこういう
ドラマを期待しています。
主題歌を歌っていたヤドランカとはヤドランカ・ストヤコヴィッチといい、旧ユ
ーゴスラビアの国民的歌手でサラエボオリンピックの公式ソングを歌って国内で
有名でしたが、1988年の来日時に祖国の内戦が勃発して帰国困難になって活
動の拠点を日本に移した歌手です。ヒーリングミュージックの「Image」に参加。
私は日本人の歌手がシャレで【宿らんか】という変名で歌ってるものと勘違いし
ておりました。Mr.CHILDRENのアルバム「シフクノオト」も「至福ノート」と勘
違いし、ボケまくりです。「至福の音」と書いた方が意味的には正しいようです
が、色々と想像させてくれるカタカナの「シフクノオト」がやっぱりそのまま正
しい訳で。あー勘違いって怖い、です。

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ドラマと音楽 その10 ニューヨークの香り (2004.4.23  めるドラ110初出)

考えてみれば、れんドラ110はもう4年目なんですよね。めるドラは3年目。
何だかアッという間のことのようですが、実は私がこうして書いていられるのも
【ほぼ日刊イトイ新聞(http://www.1101.com)】の【21世紀の向田邦子を
つくろう】という連載を読んで久世塾オンライン講座を受講した事から始まった
のです。
その“ほぼ日”で、面白い連載が始まりました。天海祐希さんが書いている【お
いら】と連動した企画【with ほぼ日テレビガイド】で、糸井重里さんとほぼ日テ
レビガイド男子部のメンバーが『離婚弁護士』を毎回最後まで観て感想を語り合
うというもの。こいつはこたえられませんぜ、darling!てなもんです。

その『離婚弁護士』の主題歌はhitomi「心の旅人」ですが、挿入歌でNorah Jones
「What Am I to You」が使われています。ノラ・ジョーンズといえば昨年のグラミー
賞受賞歌手。スモーキー&ハ二―・ヴォイスと称される心地よい歌声はニューヨー
クの香りがして、世界をまたにかけるエリート(だった)弁護士のBGMに似つ
かわしい。天海祐希はこういう凛々しい女性が似合います。
そして、脚本の田渕久美子さんもワーキングウーマンを書かせるならこの人、と
いう手練れの脚本家さんですが、ご本人のMLで第一回の脚本のみで降りてしま
われた事を知りました。次からは林宏司さんのようですね。さてさて、この変化
はどう出てくるのでしょうか。目が離せません。
田渕久美子さんの主なドラマと主題歌をご紹介しておきましょう。

『勝利の女神』  →「バンザイ~好きでよかった~」ウルフルズ
『彼女たちの結婚』→「FACE」globe
『ニュースの女』 →「散歩道」JUDY AND MARY
『殴る女』    →「終わりなき旅」Mr.Children
『BRAND』     →「Goodbye Yesterday」今井 美樹
『定年ゴジラ』  → 音楽不明(第38回ギャラクシー選奨受賞作品)
『スタイル!』  →「地平線の向こうへ」スィートショップ
『夫についての情報』→主題歌なし (NHK芸術祭参加作品)
『ルージュ』   →「GET YOUR GROOVE」福原裕美子
『さくら』    → 音楽 小六禮次郎
『女神の恋』   →「元気を出して」島谷ひとみ
田渕さんの今後のドラマは、日テレ単発の向田作品のリメイクと6月からのNH
Kの連続ドラマのようです。

All About Japanドラマガイドの黒田さま、先月の私のコラムに関して『秋日子か
く語りき』の詳しい情報を教えて頂きまして、ありがとうございました。
>大島弓子の『秋日子かく語りき』は94年、火曜20時枠・朝日放送制作で1
>時間の前後編『幽霊女子高生』としてドラマ化されています。主演は小田茜、
>松尾嘉代です。
このドラマは未見でしたので、見比べてみたかったです。
ちなみに、NHKの『ちょっと待って、神様』の公式HPに書かれた脚本家の浅
野妙子さんの言によれば、過去に民放の深夜枠で一度扱った事があるそうです。
それだけ、魅力的な原作だったということになりそうですね。
漫画原作をドラマ化する事が多くなっていますが、原作を越える作品に仕上げる
のはなかなか難しいことだと思います。しかし、それに成功した作品に出会える
事も有るというのはドラマファンとしては幸せなことです。

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ドラマと音楽 その9 岩代太郎さんを知ってるよね? (2004.3.12 めるドラ110初出)

“古き良き時代の女”と言うけれど、それって『プライド』の竹内結子演ずる亜
樹じゃなくて、裏の『恋する京都』の鶴田真由演ずる志乃の方なんじゃないの?
と思わず(私的には)突っ込みたくなるような最近の月曜9時。
QUEENの「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」は結構売れているようです。とある
FM番組でQUEEN特集をしたところ、リスナーが選んだ第一位はこの『プラ
イド』の主題歌でした。昔からのQUEENファンなら「ボヘミアン・ラプソデ
ィ」とかに落ち着く筈なんですが、ドラマの影響は大きいです。
  
一方の『恋する京都』の主題歌は神野美伽の歌う「恋する京都」。作曲が岩代太
郎さんですが、作詞が岩代浩一さんということで父子共作となっています。
私が岩代太郎さんを初めて認識したのは、NHKの「あぐり」のテーマ曲なんで
すが、調べてみたら結構ドラマや映画の楽曲を手がけてるんですね。
ドラマ
 「君といた夏」・「沙粧妙子 最後の事件」・「恋も2度目なら」
 「鬼の棲家 」・「東京SEX」・「翼をください」・「炎の消防隊」
 「真夏のバラ」・アニメ「みどりのマキバオー」・「白線流し」
 「あぐり」・「理想の上司」・「金の玉子」・「恋のバカンス」
 「なにさまっ!」・「必要のない人」・「お熱いのがお好き?」
 「WITH LOVE」と劇中の登場人物長谷川天(竹ノ内豊)のイメージアルバム
 「ONCE IN A BLUE MOON」・「氷の世界」・「独身生活」
 「甘い生活。La dolce Vita」・「葵・徳川三代」・「アナザヘヴンeclipse」
 「怪談百物語」・「サイコドクター」・「僕の魔法使い」・「緋色の記憶」
 「川、いつか海へ」・「恋する京都」
映画
 「課長島耕作」・「あした」・アニメ「フランダースの犬」
 「卓球温泉」・アニメ「るろうに剣心」・「あつもの」
 アニメ「MARCO~母をたずねて三千里~」・「しあわせ家族計画」
 「アナザヘヴン」・「11’09”01」・「あずみ」・「釣りバカ日誌14」
 「さよなら、クロ」・2004年公開の韓国映画「殺人の追憶」

岩代さんは東京芸大の大学院を主席で卒業してから、この他にも舞台やCMの音
楽も手がけています。主題歌ではなく劇中の音楽が主体ですが、CDも多数出て
いるので聞かれてみてはいかがでしょうか。きっと、この曲は聞いたことがある、
と思われることでしょう。
  
NHKは割と演歌歌手の歌う主題歌を使ったりします。金曜時代劇は特にそうで
すね。内舘牧子さん脚本の『転がしお銀』なんて、作詞も内舘さん(演歌が大好
き)が手がけた「忍冬(すいかずら)」という曲を坂本冬美が歌ってました。
この前のNHKの月曜ドラマ『昨日の友は今日の敵?』の主題歌は「スタンド・
バイ・ミー」でしたが、クレジットが無かったような気がします。ドラマの雰囲
気と合っている感じで良かった。草笛光子さんの銀髪が地毛の色だと知って、び
っくり。とても綺麗に白くなっていて、役作りのせいだと思ったら違いました。
ついつい『プライド』のセリフ回しに抵抗を感じると、NHKの月曜ドラマにチ
ャンネルを切り替えてしまう状況に陥ってます。月曜ドラマのセリフが妙にスト
ンと腑に収まる感じ。別にキムタクが嫌いな訳じゃないんですが…。
  
NHKのドラマは11時台も結構面白く見てますが、『ちょっと待って、神様』
は大島弓子さんの原作を遙か昔に読んでいて、まさかドラマになるとは思ってい
なかったので本当に楽しめたドラマでした。
しかし、テーマ曲が一作ごとに変わるわけではないので、なんか変な感じですね。
現在再放送中の『女神の恋』も再放送なのについつい見てしまう秀作ですが、テ
ーマ曲よりも劇中の「Without You」という曲の方が耳に残ります。オリジナル
はハリー・ニルソンですが、どうやら女性がカバーした曲のようですね。クレジ
ットされてないので不明ですが、番組のためのオリジナル録音でニューヨーク在
住のミュージシャンが歌っているとのこと。‘あなたなしでは生きていけない’
と歌われたらグッと来てしまいます。

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ドラマと音楽 その8 映画も気になります (2004.2.13 めるドラ110初出)

とっても気になる曲がある。
The HIGH-LOWS の「日曜日よりの使者」。
あの低視聴率ドラマ『彼女が死んじゃった。』の中で、主人公と彼女が出会った
時にオリジナル曲が流れ、一緒にこの曲を歌い始める場面があった。それがラブ
ホテルのロビーという設定が面白く、TOKIOの主題歌よりも印象に残りました。
あれっ? どこかで聞いた? そう、ホンダ企業CM「Do you have a HONDA?」CM
ソングとして、ロボットのアシモ君のぎくしゃくした動きが目に浮かびます。
オリジナル曲は、1995年のThe HIGH-LOWS のファーストアルバムに入っていて、
何と! 今度は映画「ゼブラーマン」(監督 / 三池崇史、脚本 / 宮藤官九郎、
主演 / 哀川翔(主演100本記念作品))主題歌なんだそうです。びっくり!!
で、ドラマの方ですが、低視聴率とはいえ私は結構好きで見てます。

脚本の一色伸幸さんは、主に映画畑で活躍する方。
『私をスキーに連れてって』→「スキー天国、サーフ天国」「恋人がサンタクロ
ース」「ブリザード」他 松任谷由実
『彼女が水着に着替えたら』→「さよならベイビー」他 サザンオールスターズ
などのホイチョイプロダクションの作品も有名ですが、『木村家の人々』や日本
アカデミー賞優秀脚本賞受賞の『病院へ行こう』『僕らはみんな生きている』な
ど、滝田洋二郎監督と組んで絶妙な笑いの浮かぶ作品が多いです。
一色さん自身が『彼女が死んじゃった。』は【お手軽な“恋”じゃなく“愛”】
に行き着くと語っているようなので、最終回まで見逃せません。

ところで、映画といえば『砂の器』も印象に残る映画でした。
ドラマの方の映像も、放浪する親子を通して日本全国を撮影して美しい。
しかし……
私は原田芳雄という俳優さんがとても好きなんですが、ハードボイルドなイメー
ジがあって病気持ちに見えないんです。映画で加藤嘉さんという名優が演じた、
病を得て弱々しいが柳の木のようにすぐには折れない父親のイメージが強烈すぎ
て、私の中では納まりが悪い。もっとも、ハンセン病が取り上げられないという
事なので、原田芳雄さんで間違いなかったと最後に思うかもしれませんが。そう
いう意味で期待してます。

先日の昼下がり、JR蒲田駅のホームでオバちゃん達が「ほら、中居くんが撮影
してた場所、行ってみる?」と話す声にムフフとなってしまいました。夜になる
と寂しい場所なんです、あそこは。(私、以前蒲田に住んでました)
映画『模倣犯』に続く犯罪者役で、殺しに至る静と動の顔つきの中居くんは意外
と上手い役者なんじゃないか、と思いました。バラエティとの落差を楽しみたい。
で、中居くんの主演作品です。

『味いちもんめ(1)&(2) 』→「ら・ら・ら」大黒 摩季
『輝く季節の中で』 →「君がいたから」FIELD OF VIEW
『ナニワ金融道』 →「借金大王」ウルフルズ
『勝利の女神 』   →「バンザイ~好きでよかった~」ウルフルズ
『最後の恋 』    →「伝えたいことがあるんだ」小田 和正
『ブラザーズ』   →「たいせつ」SMAP 
『グッドニュース』 →「NOBODY IS PERFECT」布袋 寅泰
『伝説の教師』   →「青春」THE HIGH-LOWS
『白い影』     →「真夜中のナイチンゲール」竹内まりや

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ドラマと音楽 その7 愛と青春の野島伸司  (2004.1.16  めるドラ110初出)

新年が明けてから医療ドラマが立て続けに放送され、ふと考えてしまいました。
私ならどの医師に診てもらいたいだろう?
財前教授、永大の斉藤くん、Dr.コトー、さてさて。『救命病棟24時』の進藤
先生という手もあるんですが、『ER』のグリーン先生が良いかなぁ。でも、ち
ょっと見逃している隙にグリーン先生は大変な事になっていたのだなぁ。
『ER』の音楽って、ニュース番組の医療ドキュメントなんぞで使われたりしま
すよね。結構色々と使い回しされてるんですが、どうしても『ER』の場面が思
い浮かんでしまって効果があるような無いような…。

ところで、有名な脚本家さんでも医療ドラマが似合わない人っていますよね? 
野島伸司さんの描く世界は、医者や教師を扱ってもちょっと職業物とは別物とい
う感じで、恋愛が物語の核となっています。それも【純粋な究極の愛】ってヤツ
が多かった。ある時、見逃していた『この世の果て』をビデオで見始めたら、暗
くて暗くて、どうしようかと思ったほど。でもドラマの吸引力はすごかった! 
思わず次々と見てしまい寝不足になりました。鈴木保奈美の主人公が究極の不幸
に向かって行きながら、最後に豊川悦司のところで幸福に落ち着くとみえて、大
どんでん返し。三上博史はこの頃には既に普通の二枚目ではなかった。横山めぐ
みも出演していたからじゃないけれど、『真珠婦人』に相通ずるような作り込ん
だ、こんな事あるわけないだろ?だけど見ちゃうんだよなーという感じ。私は尾
崎豊が好きではなかったんですが、この主題歌の「OH MY LITTLE GIRL」を聞いて
から、好きというより納得。合ってるんですよねぇ、歌詞がドラマと。

そして今期、木村拓哉主演、大多亮企画プロデュースという破格のドラマが始ま
りました。テンポの早い会話から始まり、お姫様抱っこもあるカッコいい!キム
タクをこれでもかと見せつけてくれて、アイスホッケーのシーンの豪快なこと、
このうえなし。「古き良き時代の…」というフレーズは流行りそう? テーマが
【LOVE&FIGHT】で、時代は明るさと躍動感を求めてるんだなーというのが実感。
この王道の青春物を盛り上げるのは、QUEENの曲の数々ですが、東芝EMIの
オフィシャルHPには、究極のベストアルバムに納められた、ドラマの挿入歌に
使用されている数々の曲の紹介もありますので参考に。
http://www.toshiba-emi.co.jp/queen/index_j.htm 
「WE WILL ROCK YOU」で登場するハルの姿は、スポーツ中継かと思ってしまうよ。

野島伸司作品の主題歌です。
『君が嘘をついた』       → 「GET CRAZY!」プリンセス・プリンセス 
『愛し合ってるかい!』    → 「学園天国」小泉今日子
『すてきな片想い』       → 「愛してるっていわない!」中山 美穂
『101回目のプロポーズ』  → 「SAY YES」CHAGE & ASKA 
『愛という名のもとに』     → 「悲しみは雪のように」浜田 省吾
『高校教師』          → 「ぼくたちの失敗」森田 童子 
『ひとつ屋根の下1』     → 「サボテンの花」財津 和夫 
『この世の果て』        → 「OH MY LITTLE GIRL」尾崎  豊
『人間・失格 たとえばぼくが死んだら』
               → 「冬の散歩道」サイモン&ガーファンクル
『未成年』      →「TOP OF THE WORLD」「青春の輝き」カーペンターズ
『ひとつ屋根の下2』      →「サボテンの花」チューリップ 
『聖者の行進』         →「命の別名」「糸」中島みゆき
『世紀末の詩』         →「LOVE」ジョン・レノン
『リップスティック』      →「フレンズ」REBECCA
『美しい人』          →「無造作紳士」ジェーン・バーキン
『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』→「チキチータ」ABBA 
『ゴールデンボウル』     →「YOU ARE MY DESTINY」ポール・アンカ 
『高校教師』          → 「ぼくたちの失敗」森田 童子
『プライド』          →「I WAS BORN TO LOVE YOU」 QUEEN

さて、「WE ARE THE CHAMPIONS」が一体どこで使われるか興味あるところです。

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ドラマと音楽 特別編 恋する月9、愛に惑う木10 ( 2004.1.2 めるドラ110初出)

来期の月9は、またまた話題作とか。
で、月9の音楽ってのも話題作が多い。これは皆さん、よくご存じ。
しかしながら、忘れちゃならない大人の木10。
木10がいつ始まったのか、私は実は知りません。
ただ、私の記憶の中の木10は、W浅野の『抱きしめたい』から。
この女達の元気なことよ。いまだに怪演する温子さんと、朝ドラのヒロインより
目立つゆう子さんは、主役も脇役も立派に派手目にこなす。
視聴者はF1が基準だなんて、もう過去かも。W浅野と一緒に年を重ねた
オバハン達を満足させなければ、高視聴率は取れないかもよ?
てな訳で、木10へGO!
  
『抱きしめたい! I WANNA HOLD YOUR HAND』
        →「アクアマリンのままでいて」カルロス・トシキ&オメガトライブ
『ニューヨーク恋物語 LOVE STORY IN NEWYORK』
                  →「リバーサイドホテル」井上 陽水
『あなたが欲しい-I WANT YOU-』→「春夏秋冬」泉谷しげる 
『ハートに火をつけて!』       →「Groove Ago-go」杏里
『この胸のときめきを』        →「潮風の思い出~I'D DOIT ALL AGAIN~」
                                        サムハリス
『過ぎし日のセレナーデ』      →「愛されてセレナーデ」ヤン・スギョン
『恋のパラダイス』          →「ジェラシーを眠らせて」氷室 京介
『パパ! かっこつかないゼ』    →「BREAK OUT」柴田 恭兵
『男と女 ニューヨーク恋物語?』  →「JOSEPH!JOSEPH!」EVE 
『結婚の理想と現実』       →「GOODBYE MY LONLINESS」ZARD 
『もう誰も愛さない』       →「とどかぬ想い」ビリー・ヒューズ
『ヴァンサンカン・結婚』     →「I WILL」上田 知華
『しゃぼん玉』          →「しゃぼん玉」長渕  剛 
『愛という名のもとに』      →「悲しみは雪のように」浜田 省吾 
『ジュニア・愛の関係』      →「いつかきっと微笑みへ」ヤン・スギョン
『親愛なる者へ』         →「浅い眠り」中島みゆき 
『わがままな女たち』       →「ある朝、風に吹かれて」EPO
『並木家の人々』         →「風の中の火のように」KAI・FIVE
『愛情物語』           →「Please Please Me,LOVE」Mi-Ke 
『素晴らしきかな人生』      →「Make-up Shadow」井上 陽水 
『都合のいい女』         →「戻れない道」平松 愛理 
『陽のあたる場所』        →「愛は愛で」江口 洋介 
『この愛に生きて』        →「永遠のパズル」橘 いずみ
『グッドモーニング』     →「Baila! Baila! Baila!~グッドモーニング~」
                               THE WAVES
『29歳のクリスマス』    →「恋人たちのクリスマス」マライア・キャリー
『明るい家族計画』       →「Birthday Song」プリンセス・プリンセス
『輝く季節(とき)の中で』    →「君がいたから」FIELD OF VIEW
『ひとりにしないで』       →「Feel Like dance」globe
『恋人よ』        →「TO LOVE YOU MORE」
               セリーヌ・ディオン with クライズラー&カンパニー
『白線流し』           →「空も飛べるはず」スピッツ 
『Age,35 恋しくて』       →「いいわけ」シャ乱Q
『COACH コーチ』         →「田園」玉置 浩二 
『ドク』             →「PRIDE」今井 美樹 
『彼女たちの結婚』        →「FACE」globe
『ミセスシンデレラ』        →「DO NOT」藤井フミヤ
『こんな恋のはなし。』      →「MR.LONELY」玉置 浩二
『イヴ』             →「MOTHER」PUFFY
『甘い結婚』           →「Time goes by」 Every Littlething
『お仕事です!』         →「まかせなさい」ウルフルズ
『今夜宇宙の片隅で』      →「Someday,Somewhere」本間勇輔
『眠れる森』           →「カムフラージュ」竹内まりや
『リング』            →「STARS」ORIGINAL LOVE
『アフリカの夜』         →「Breakin' Out to the Morning」SPEED
『らせん』            →「誰がために鐘は鳴る」rough laugh
『危険な関係』     →「THERE MUST BE AN ANGEL(PLEASE WITH MY HEART)」
                               井手麻理子
『ブランド』            →「Goodbye Yesterday」今井 美樹
『太陽は沈まない』        →「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」
                              エルトン・ジョン
『合い言葉は勇気』       →「威風堂々」
           作曲・エルガー、演奏・ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
『ラブコンプレックス』      →「Free」反町 隆史 
『カバチタレ!』      →「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」キタキマユ
『ムコ殿』    →「7TRUTHS 7LIES~ヴァージンロードの彼方で」松任谷由実
『非婚家族』           → 「TASTE THE TEARS」Amber
『スタアの恋』          →「Stop! In the Name of Love」globe 
『恋ノチカラ』          →「キラキラ」小田 和正 
『ビッグマネー!~浮世の沙汰は株しだい』 →「ever since」SAYAKA 
『恋愛偏差値』          →「眠れぬ夜は君のせい」MISIA
『薔薇の十字架』          →「CRY」フェイス・ヒル
『美女か野獣』       →「銀河と迷路」東京スカパラダイスオーケストラ
『ムコ殿2003』          →「お前やないとあかんねん」桜庭裕一郎
『Dr.コトー診療所』       →「銀の龍の背に乗って」中島みゆき
『白い巨塔』           →「アメイジング・グレイス」ヘイリー
  
どうですか? オ・ト・ナ、だったでしょ? 違う? 陳謝。

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ドラマと音楽 その6 クリスマスシーズン  (2003.12.12  めるドラ110初出)

そろそろ来年のドラマが話題になっていますが、『新・ニューヨーク恋物語』が
大石静さんの脚本で単発のドラマ化されます。これは1988年に放送された鎌
田敏夫さん脚本の『ニューヨーク恋物語』の続編。企画・原作の鎌田さんが大河
ドラマで忙しかったので大石さんの脚本になったのだとか。元のは田村正和主演
で、岸本加世子・桜田淳子・真田広之・柳葉敏郎・韓国の女優の李恵淑が出演し
てました。今回の企画は、田村さんの作品への強い思い入れが通った為のようで
す。井上陽水の主題歌「リバーサイドホテル」が当時のニューヨークの街にマッ
チ。今回も同じ曲が流れるようです。当時には珍しく全編現地ロケをしてて、さ
すがバブル突入の頃の力の入った作品でした。岸本加世子が一緒に暮らす友人役
の桜田淳子が、これまた女優開眼期でとても気になる存在でした。ニューヨーク
の証券業界に生きる女性で、バリバリのキャリアウーマンを駆け上がって、墜ち
る役どころだったように思います。もちろん、田村正和のエリート商社マンの主
人公も素敵だったんですが、脇のドラマも面白かった。新しい作品にも柳葉敏郎
と李恵淑が出演予定。以前の設定から15年後の設定で、竹内結子が相手役とか。
さて、どんな作品でしょうか。

鎌田敏夫さんといえば、大ベテラン。タイトルだけでコラムが終わりそうなくら
い多数の脚本を書かれてますが、印象的な主題歌の作品をご紹介しましょう。

『金曜日の妻たちへ』  →「恋におちて-Fall in Love」 小林 明子
『男女7人夏物語』   →「CHA-CHA-CHA」 石井 明美
『男女7人秋物語』   →「SHOW ME」 森川由加里
『眠れない夜をかぞえて』→「はがゆい唇」 高橋真梨子
『大人のキス』     →「接吻kiss」 オリジナル・ラヴ
『29歳のクリスマス』 →「恋人たちのクリスマス」 マライア・キャリー
『その気になるまで』   →「ホテル・カリフォルニア」 イーグルス
『職員室』         →「BURN」 THE YELLOW MONKEY

『サインはV』~『俺たちの旅』などの青春物多数と『わが町』シリーズのサス
ペンスなど、山田太一さんや倉本聡さんの両巨匠より器用というべきか。芸術性
というよりエンターテイメントを感じさせてくれていました。主題歌はあんまり
記憶になかったけど、田村正和・古谷一行の『過ぎし日のセレナーデ』なんて話
題作も。あまりNHKという感じではなかったので、『武蔵』を書いたのはご本
人にとってどうだったんでしょうね。同じNHKでも、第25回放送文化基金賞
に輝いた『青い花火』はアダルトビデオを扱った画期的な作品で、人間の内奥の
叫びが描かれていてスゴイと感じたんですが。そうそう『バブル』という作品も
NHKでしたが、これも難しい題材をよく書いたなぁと思って月9の裏にもかか
わらず、見てしまいました。ド真ん中を書けるって、やっぱりスゴイ事です。
軽い感じの『ピーチな関係』も好きでしたが。

何だか、先頃『29歳のクリスマス』を再放送していたようで、チラと見たんで
すが、全部見たかったー。 ビデオ屋さんには無さそうだし、残念。
前回の疑問曲はニューシーカーズの「愛するハーモニー」と判明。感謝。
皆さんの今年のクリスマスを彩るドラマは、音楽は、さて?

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ドラマと音楽 その5 挿入歌が気になる (2003.11.14  めるドラ110初出)

秋ドラマも視聴率の高低が激しいですね。ドラマの主役って医者・教師・弁護士
・刑事という職業が多いということが今期は如実に判ります。
『白い巨塔』は2クールも続くのですから、病院や医者の話って視聴者に訴えか
けるものが大きいと感じます。そして主題歌が「アメイジング・グレイス」。
“驚くべき神の恵み”という意味のこの曲は、アメリカの黒人霊歌にイギリス人
の牧師が詩をつけたそうですが、世界貿易センタービル崩壊の頃にアメリカでよ
く歌われていました。ニュース番組からメロディが流れてきたり。この曲を聞く
と神という存在を身近に感じてしまうかも。医療の現場は、生と死とついでに人
間の欲の修羅場であり、どんな人間にも最後には神の救いがあるということなの
でしょうか。主題歌だけでなくBGMとしても効果的に使われています。
(先日、都内某所に指圧に行ったら唐沢寿明さんが来ているという情報が。どう
やらかなりお疲れのようです。神のお恵みを!)

さて、『恋文』の挿入歌にビートルズの「イン・マイ・ライフ」が使われていま
した。歌詞をここには書けませんが、ドラマを象徴しているかのよう。懐かしい
ようなせつないような。人生の様々な場面で出会った人々の中で見つけた君との
愛を思うと他の思い出は色あせていく、というような内容ですが、で、人生の中
で将一は郷子と江津子のどっちの女を愛してるんだ? まあ、それを言葉にした
ら野暮なんですが。一言で言えないからドラマなんだもん。
主な挿入歌を担当しているのは、REMEDIOSというインストのユニットで
実体は麗美という女性。岩井俊二監督の作品に多く曲を提供しているようです。
http://www.tbs.co.jp/koibumi/song.htmlを聞いてみてくださいね。
ただし、ビートルズの曲は入っていません。

「勝手にしやがれ」最初、この曲を耳にした時驚きました。誰? 沢田研二じゃ
ないよね? B'zじゃん!と。『あなたの隣に誰かいる』の主題歌はB'zの
「アラクレ」ですが、挿入歌で TAK MATSUMOTO featuring 稲葉浩志の「勝手に
しやがれ」と TAK MATSUMOTO featuring ZARD の「異邦人」が使われていまし
た。これって、松本孝弘ソロプロジェクトによる邦楽カバーアルバム
「THE HIT PARADE」の中の収録曲なんですね。ホラーのぎくしゃくした画面に
妙にマッチしてるかもしれないと、最近思うようになりました。今後の話の展開
の中で、新たな収録曲が登場するのか興味津々です。

ところで、前回のめるドラコラムの読者の方からこんなメールを頂きました。
 >1975年にTBSで放送された「家庭の秘密」の主題歌が
 >「あの日にかえりたい」でした。
 >ユーミンとの出会いでした。

ドラマの主題歌や挿入歌から出会うアーティストもいます。それが自分にとって
一番お気に入りの歌手やバンドになることも。皆さんは秋のドラマでそんな曲に
出会えましたか?
実を言うと『ビギナー』の挿入歌(カーペンターズじゃないの)で、どうしても
曲名と歌手が思い出せず悶々。70年代のヒット曲(だったと思う)で女性ボー
カル。どなたかご存じの方いらっしゃいますか?

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ドラマと音楽 その4 踊っちゃう? (2003.10.17 めるドラ110初出)

NHKの『わたしはあきらめない』という番組に織田裕二が出演していたので、
ついつい見てしまいました。『踊る大捜査線』は音楽にも相当こだわった作品だっ
たことが判ります。主題歌だけじゃなく、松本晃彦さんの作曲した劇中のBGM
も有名になりましたね。聞いただけで『踊る~』の場面が思い浮かびます。
この対談番組の少し前にNHKアーカイブスで織田裕二ドラマ初主演作品『19
歳』というドラマが放送されました。脚本は『3年B組金八先生』の小山内美江
子さんで平成元年の作品。ちょうど今期の『ヤンキー母校に帰る』の生徒の側か
ら見たような話の展開ですが、ズッシリと重い手応えの作品でした。音楽も重い
感じで、あれから『踊る~』の軽やかさに至るまでの歴史を考えさせられました。

ところで、『踊る大捜査線』の脚本家君塚良一さんの作品でTBSの金曜ドラマ
『ずっとあなたが好きだった』と『誰にも言えない』が、少し前にれんドラの総
合BBSで話題になってましたね。これは佐野史郎演ずる冬彦さんとそれに続く
麻利夫というキャラが大評判のドラマでした。主題歌はサザンオールスターズと
松任谷由実。両者ともドラマのテーマ曲数多いです。主な曲を並べてみると…

●サザンオールスターズ
 『ふぞろいの林檎たち』シリーズ  「いとしのエリー」
 『ずっとあなたが好きだった』    「涙のキッス」
 『悪魔のKISS』         「エロティカ・セブン」
 『いつかまた逢える』        「あなただけを~Summer Heartbreak~」
 『透明人間』            「愛の言霊~Spiritual Message」
 『SWEET SEASON』         「LOVE AFFAIR~秘密のデート」
 『ハッピーマニア』         「PARADISE」
 『こいまち』            「素敵な夢を叶えましょう」
 『神様のいたずら』         「この青い空、みどり~BLUE IN GREEN~」

 ●松任谷由実
 『意外とシングルガール 』    「メトロポリスの片隅で」 
 『季節はずれの海岸物語』シリーズ 「DESTINY」
 『雨よりもやさしく』        「Good-bye Goes by」 
 『その時、ハートは盗まれた』  「冬の終わり」
 『誰にも言えない 』       「真夏の夜の夢」 
 『君といた夏 』          「Hello,my friend」
 『春よ、来い』           「春よ、来い」
 『私の運命 MY DESTINY 』  「砂の惑星」「命の花」
 『たたかうお嫁さま』        「輪舞曲(ロンド)」
 『ひとり暮らし』           「最後の嘘」
 『成田離婚』            「Sunny day Holiday」
 『ムコ殿』             「7TRUTHS 7LIES~ヴァージンロードの彼方で」

これが全部ではありません(『ルージュの伝言』なんてドラマもあったり)が、
記憶に残るドラマが多かったかも。冬彦さんや麻利夫ちゃんに翻弄されていた賀
来千香子ですが、今クールでは深津絵里を翻弄する役のようですね。佐野史郎は
今度は冬彦じゃなく文彦で、またまた怪しく浅野温子に絡みそうで沙粧妙子を連
想させて結構好きかも。期待してます。

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ドラマと音楽 その3 夏だった…? ( 2003.9.12 めるドラ110初出)

今年の夏は夏だったのかなぁ?と思う位だったけど、9月になってから盛り返し
たような太陽光線。ふと思い出したのは、伊勢正三の歌う『ほんの短い夏』とい
う曲。1993年のTBS・MBS系でJTドラマBOX「泣きたい夜もある」
というドラマシリーズの主題歌でした。調べてみると何と! 日曜日の23時~
23時30分放送だったんですね。単発の30分物でしたが、“せつない”胸が
キュッとなる場面を凝縮して見せるようなドラマ群でした。恋する年齢も幅広く
様々な愛の形が描かれており、こんなドラマ枠が今でも欲しいと思う今日この頃。

夏といえばBeachboysの曲が思い浮かびますが、ドラマ『ビーチボーイズ』では
Beachboysの曲は使用されず、主題歌は反町隆史の「Forever」でした。むしろ、
劇中の音楽の方が夏っぽかった。担当していた武部聡志さんは、音楽番組
「Love Love 愛してる」のLoveLove ALL STARSのメンバーでキーボードの人。
ドラマの音楽を結構作曲していて、フジテレビが多いかも。あの頃は、館山周辺
をダイヤモンドヘッドという民宿を捜した旅人が多かったとか。

で、今年の夏ドラマで夏を感じさせたドラマと言えば『ウォーターボーイズ』最
後の着地点は全員のシンクロというのが最初から判ってるワケですから、安心と
言えば安心して見られるドラマでした。最後のシンクロは映画よりグレードアッ
プして素晴らしかったけど、逆に映画の大きなスクリーンで見たらもっと良かっ
たのかも、なんて不埒にも思ってしまいました。

そしてシンクロの音楽です。
    映画『パルプフィクション』のテーマ「ミザルー」
    「シュガー・ベイビー・ラブ」  ルーベッツ
    「シェリーにくちづけ」      ミシェル・ポルナレフ
    「狙い撃ち」           (冒頭部分のみ?)
    「ジンギスカン」         ジンギスカン
    「桃色片思い」         松浦亜弥 
    「天国と地獄」         オッフェンバック作曲
    「虹」               福山雅治
何だか「虹」でグッときてしまいました。
映画で使用した曲とは一切かぶっておりません。お見事!

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ドラマと音楽 その2 ヒット曲を使う (2003.8.8  めるドラ110 初出)

えっ!!? 普段は冴えないただの社員が、裏の顔は強くてカッコイイ特命係長の
只野仁だった、ってのは、まあ普通の驚き。週末の深夜近くのテレ朝のドラマは、
今までも結構面白い作品が多く、中でもこの『特命係長・只野仁』は視聴率も今
までで一番良いとか。でも、実は私が驚いたのはエンディングテーマ曲が「川の
流れのように」だったこと。美空ひばりの持ち歌として世に名高い。それを椿と
いう女性歌手が歌っている。これがまた演歌とは全然違う、ソウルフルな歌声。
それもそのはず、渋谷のヒップホップのクラブから出てきたのだそう。メジャー
デビュー第一弾がこの曲なのだ。高橋克典が海辺をこの曲をバックに歩いていく
エンディングが、何だかしみじみしている。

椿の歌声を聞いていて、私は中島美嘉の歌声を思い出してしまった。春にオリジ
ナル・ラブの「接吻」をカヴァーしていたのをご存じでしたか? 男性ではなく
女性の歌う「接吻」になるけど、これがまた気怠い本歌とは別の色気を感じさせ
る。オリジナル・ラブの方は1993年のドラマ『大人のキス』の主題歌。日テ
レの土9は、少年系の前はこんなに大人のドラマを作ってたんですね。鎌田敏夫
脚本で、主演は柴田恭平と石田純一でバツイチ二人組の設定。これはヒット曲を
生んだトレンディドラマのケース。

ところで、海外のヒット曲を主題歌に使うケースは数多いです。曲自体に既にイ
ンパクトや物語性があり、曲をモチーフに脚本を書いたのかと見紛う事もしばしば。

ドラマ作品名       主題歌             歌手名
『太陽は沈まない』→「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」エルトン・ジョン
『若葉のころ』  →「FIRST OF MAY(若葉のころ)」ビー・ジーズ
『人間・失格 たとえば僕が死んだら』→「冬の散歩道」サイモン&ガーファンクル
『世紀末の詩』  →「LOVE」ジョン・レノン
『ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ』→「チキチータ」アバ
『ゴールデン・ボウル』→「YOU ARE MY DESTINY」ポール・アンカ
『危険な関係』  →「THERE MUST BE AN ANGEL(PLEASE WITH MY HEART)」
            ユーリズミックスのヒット曲を井手麻理子がカヴァー
『イグアナの娘』 →「YOUR SONG(僕の歌は君の歌)」エルトン・ジョン
『夢のカリフォルニア』→「夢のカリフォルニア」ママス&パパス(イメージソング)

などなど多数。
うーん、当代の人気脚本家の作品ばかりが並んでるなぁ。
特に目立つのは野島伸司氏。懐かしさと共に、青春の熱さとほろ苦さを感ずる作
品が多いのは偶然でしょうか。

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ドラマと音楽 その1 中島みゆき (2003.7.11 めるドラ110 初出)

7月新クールのドラマが始まりましたね。
まだ、出揃っているわけではありませんが、皆さんは「これ!」と思う主題歌に
出会ったでしょうか?

ドラマの主題歌は、ドラマの第一印象に関係するように思います。その主題歌を
聴けばドラマのシーンが思い浮かぶ、そんな作品が人々の心にいつまでも残るド
ラマなのでしょう。(もちろん歌を思い出さない場合もありますが) 例えば、
終了してしまった『北の国から』などは、さだまさしの歌声が必ずセットで付い
てくる気がします。あの曲が流れると、パブロフの犬が如く涙腺がじわじわっと
緩んでくる。富良野の風景が、登場人物達の顔が目の前に浮かんでくる。シリー
ズを通して長く使われている曲は、様々な条件反射を視聴者に与えるようです。
『ナースのお仕事』の主題歌は毎回違いますが、CMに入る手前のコミカルな曲
は毎回同じ。そそっかしい看護婦のいずみちゃんの姿が、即座に浮かんでくるよ
うな楽しい曲になっています。
さて、今クールで私が引き寄せられたのは中島みゆきの歌う『銀の龍の背に乗って』。
『Dr.コトー診療所』の主題歌ですが、彼女の歌としては『プロジェクトX』の
主題歌である『地上の星/ヘッドライト・テールライト』から3年だそうで、
寄せる波のようにゆっくりと心に迫ってくる気がします。

ちなみに中島みゆきの主題歌のドラマ作品で主なものは

1990年頃『現代推理サスペンス』のシリーズ →『夜を往け』
1992年 『親愛なる者へ』            →『浅い眠り』
1994年 『家なき子 1』             →『空と君のあいだに』
1995年 『家なき子 2』              →『旅人のうた』
1996年 『はみだし刑事情熱系1』       →『たかが愛』
1997年 『はみだし刑事情熱系2』       →『愛情物語』
1998年 『聖者の行進』              →『命の別名/糸』

ここ10年ほどの中島作品でシングルカットされている曲は全部、ドラマや映画
の主題歌になっています。

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最初に

今まで、【れんドラ110】に載せてきたドラマについてのコラムを、
取りまとめておこうと思い立ちました。

たいした事は書いてないけど、それでも1年以上も続いていると、
それなりに日記のようでもあります。

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