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ドラマと音楽 その2 ヒット曲を使う (2003.8.8  めるドラ110 初出)

えっ!!? 普段は冴えないただの社員が、裏の顔は強くてカッコイイ特命係長の
只野仁だった、ってのは、まあ普通の驚き。週末の深夜近くのテレ朝のドラマは、
今までも結構面白い作品が多く、中でもこの『特命係長・只野仁』は視聴率も今
までで一番良いとか。でも、実は私が驚いたのはエンディングテーマ曲が「川の
流れのように」だったこと。美空ひばりの持ち歌として世に名高い。それを椿と
いう女性歌手が歌っている。これがまた演歌とは全然違う、ソウルフルな歌声。
それもそのはず、渋谷のヒップホップのクラブから出てきたのだそう。メジャー
デビュー第一弾がこの曲なのだ。高橋克典が海辺をこの曲をバックに歩いていく
エンディングが、何だかしみじみしている。

椿の歌声を聞いていて、私は中島美嘉の歌声を思い出してしまった。春にオリジ
ナル・ラブの「接吻」をカヴァーしていたのをご存じでしたか? 男性ではなく
女性の歌う「接吻」になるけど、これがまた気怠い本歌とは別の色気を感じさせ
る。オリジナル・ラブの方は1993年のドラマ『大人のキス』の主題歌。日テ
レの土9は、少年系の前はこんなに大人のドラマを作ってたんですね。鎌田敏夫
脚本で、主演は柴田恭平と石田純一でバツイチ二人組の設定。これはヒット曲を
生んだトレンディドラマのケース。

ところで、海外のヒット曲を主題歌に使うケースは数多いです。曲自体に既にイ
ンパクトや物語性があり、曲をモチーフに脚本を書いたのかと見紛う事もしばしば。

ドラマ作品名       主題歌             歌手名
『太陽は沈まない』→「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」エルトン・ジョン
『若葉のころ』  →「FIRST OF MAY(若葉のころ)」ビー・ジーズ
『人間・失格 たとえば僕が死んだら』→「冬の散歩道」サイモン&ガーファンクル
『世紀末の詩』  →「LOVE」ジョン・レノン
『ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ』→「チキチータ」アバ
『ゴールデン・ボウル』→「YOU ARE MY DESTINY」ポール・アンカ
『危険な関係』  →「THERE MUST BE AN ANGEL(PLEASE WITH MY HEART)」
            ユーリズミックスのヒット曲を井手麻理子がカヴァー
『イグアナの娘』 →「YOUR SONG(僕の歌は君の歌)」エルトン・ジョン
『夢のカリフォルニア』→「夢のカリフォルニア」ママス&パパス(イメージソング)

などなど多数。
うーん、当代の人気脚本家の作品ばかりが並んでるなぁ。
特に目立つのは野島伸司氏。懐かしさと共に、青春の熱さとほろ苦さを感ずる作
品が多いのは偶然でしょうか。

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